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プロジェクト一覧
Active Project List
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組織概要・代表挨拶
About OOL・Message from Chairman
プロジェクト
Project
■プロジェクト名
IoTプラットフォームPJ
■プロジェクト期間
2018年4月~2022年3月 (予定)
■プロジェクト概要
本プロジェクトでは「データの利活用を促進する」ことを目的としてOSSの IoTプラットフォームの機能検証及びユースケースで得た知見をコミュニティやOOLの会員に共有する。
20年度は19年度に開発したFIWAREとFunction as a Serviceを統合管理するMeteoroidの課題や有用性を評価するユースケース検証、ユースケース検証で得た課題の改善活動を実施した。
21年度は新たなIoTプラットフォームの機能調査やFIWAREで蓄積したデータを容易に可視化、分析することを可能にするツールの調査、検証を実施する。
■プロジェクトの背景
沖縄オープンラボでは設立当初からSDN/クラウドという通信とコンピューティング技術を扱い、サーバーにデータを運ぶという技術を追求してきた。
近年の技術動向としてスマートシティにおけるIoT/AI技術が注目されていることから、データの収集や利活用がより求められると考えられる。
IoTプラットフォームPJでは「データ利活用を促進すること」を目的とし、OSSのIoTプラットフォームであるFIWAREや新たなIoTプラットフォームの調査及び検証を行い、得た知見を展開する。
スマートシティとは
市民生活や行政などの
まちづくりに先端技術を適用
都市全体を効率化
様々な業種間における
データ流通

どのようなデータ利活用プラットフォームが必要か
データ利活用の促進のための以下の項目が必要。
-
標準的なデータモデル
-
標準的なデータアクセスのためのオープン API
-
オープンソースソフトウェア (OSS)
FIWARE のデータ活用サイクルと課題
● IoT アプリケーション開発のためのソフトウェアの集合体
● 次世代インターネット官民連携プログラム@EU で開発
● 次世代インターネット技術における EU の競争力強化と社会/公共分野の
スマート アプリケーション開発を支援
● 欧州の自治体や、スタートアップで利用(110都市、25カ国で利用)
〇 スペイン/サンタンデール市 スマートごみ収集
〇 日本/高松市 河川水位測定(防災)
〇 etc...

FIWARE とは
● オープンソースソフトウェア (OSS)
● 各コンポーネントは標準化された API (NGSI) に準拠
● 必要なコンポーネントを自由に組み合わせて利用

FIWARE のデータ活用サイクルと課題
FIWARE のデータ活用サイクルで、Process (データ処理) の機能が不足
Function as a Service (FaaS) を組み合わせることで、Processの機能を強化
※FaaSとは、イベントドリブン型のサーバーレスアプリケーション実行環境

Meteoroid とは
Meteoroid とは、FIWARE (IoTプラットフォーム)と Apache OpenWhisk (FaaSプラットフォーム)を統合管理し、FIWARE エコシステム内におけるイベントドリブン処理を実現する OOL 発の OSS

Apache OpenWhisk とは...
2016年にIBM が公開した OSS の Function as a Service プラットフォーム
IoT × 5G ユースケースイメージ
ユースケース
-
スタジアムや空港の入り口を想定
-
入場者の属性(年齢)に応じた広告をサイネージ表示
-
個々人の属性情報を Field Analyst で収集し、MEC の FIWARE へ3秒間隔で通知・蓄積。
-
属性情報に従い Function でサイネージを制御。また、年代別入場者数を1日1回集計。

ユースケース 検証結果と課題
● Meteoroid を活用したユースケース検証 結果
〇 Meteoroid を使用することでイベント(人物検知)とそれに対応する処理(年齢によるサイ
ネージ制御)を紐づけることができ、FIWARE におけるイベントドリブン処理を容易に
実現できることを確認
〇 MEC アプリケーションとしての FIWARE 活用(FIWARE と 5G MEC の連携)
● 課題
〇 ログの取り方など、Meteoroid CLI のドキュメント不足の課題
→ ドキュメントの整備を実施
〇 FIWARE の API の使いづらさの課題
→ FIWARE のメインコンポーネントである Orion やQuantumLeap のクライアントラ
イブラリを調査・開発を実施
OOL の成果物
● Okinawa Open Days 2020 ( 2020.12.10)
〇 次世代スマートシティに向けた5G・IoT プロジェクトの取り組み
https://www.youtube.com/watch?v=QlZZZZXWM08
● OOL発のオープンソースとして「 Meteoroid 」を公開
https://github.com/OkinawaOpenLaboratory/fiware-meteoroid
● QuantumLeap クライアントライブラリの開発