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ボスコ・テクノロジーズと共同実験協定を締結

プレスリリース (報道発表資料)

2021年3月22日 一般社団法人沖縄オープンラボラトリ


 株式会社ボスコ・テクノロジーズ(本社: 東京都港区、代表取締役: 林 經正)と一般社団法人沖縄オープンラボラトリ(本社:沖縄県浦添市、代表理事:伊藤幸夫 以下、OOL)は、SMART Gateway DP(Desktop Proxy)版(※1)を利用した「セキュアなリモート接続、リモート業務管理システム運用」について、3 月より共同研究を開始しました。


 OOLは研究開発のための共通基盤としてサーバ数十台規模のテストベッド環境を準備し、その基盤を活用して様々な研究プロジェクトの開発・検証を行っています。当テストベッド環境にSMART Gateway DPを導入することにより、OOL会員がより簡易にテストベッド基盤を利用することが可能となります。


 またSMART Gateway DPの操作ログを蓄積し、そのログデータをボスコ・テクノロジー並びにOOL会員に提供します。当ログデータを解析することで、オペレーション自動化等をテーマとした今後の研究開発活動に貢献することを目指します。


【SMART Gateway DPの機能】

1. 「誰が・いつ・どんな業務を行ったか」という業務内容について、暗号化通信であっても完全に記録、徹底的な見える化を実現


2. 事前設定したコマンド群を自動で管理設備に投入する「アクション機能」、複数設備に同時に接続し業務実施を可能にする「クラスタ機能」による、業務の自動化・効率化への貢献


3.業務内容を「テキストログ」として記録し蓄積された各ユーザの業務ログを分析することで、ユーザごとの特徴を見出す。これを活かし悪意のあるユーザがアカウントを乗っ取っても、学習されたユーザの特徴と異なることから早急に異常検知し被害を最小化する




■ボスコ・テクノロジーズの概要

BOSCOは2012年に設立し、自動化・仮想化・セキュリティの技術開発を強みに、国内最大手通信事業会社の基幹システム開発、官公庁のネットワークシステム開発に従事し続け、日本国内の情報社会インフラ、交通社会インフラを支えてきました。また、2014 年に SMART GW の提供を開始し、官公庁、自治体、そして大手通信事業者をはじめとする多くの企業で採用頂いております。異種 OS が混在し、桁違いに多量のデバイスが登場する 5G/6G IoT 時代において、OS・バージョンに関係なく、一元的に操作監視・管理を行う、今までにない柔軟性の高いプラットフォームの提供を推進してまいります。


■OOLの概要

OOLは、クラウドコンピューティングとSDN(Software-Defined Network)/NFV(Network Functions Virtualization)などの次世代ICT基盤技術の実用化や普及・促進を目的とし、それに賛同する企業・団体がオープンに参加できる世界初の団体として、2013年5月8日に設立されました。その後、IoT、AI、5G、ビッグデータなどの新たな領域にも研究活動範囲を広げています。OOLは技術分野や組織の枠を超えた活動を推進する世界的にもユニークな研究機関であるという特徴を生かし、今後も会員企業やパートナーと連携し、上記目標の実現に向け積極的に取り組んでまいります。


※1 SMART Gateway DP(Desktop Proxy)版



<本件に関するお問い合わせ先> 一般社団法人 沖縄オープンラボラトリ 事務局 TEL: 098-989-1940

Mail: info@okinawaopenlabs.org

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