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【プレスリリース】オープンソースIoTプラットフォームとFaaSを統合可能に

2020年4月2日

一般社団法人沖縄オープンラボラトリ

一般社団法人沖縄オープンラボラトリ(沖縄県浦添市勢理客4丁目19−3 、代表理事:伊藤幸夫)は、オープンソースのIoTプラットフォームであるFIWAREの利便性を向上させるために、FIWAREにおける様々なアプリケーションをFaaS(Function as a Service)として提供するための新機能を開発し、「Meteoroid」という名称でオープン・ソース・ソフトウェアを公開しました。

一般的にアプリケーションを実行するにはサーバーやOS、ミドルウェアなどが必要になりますが、アプリケーション開発者にとってインフラ技術を扱うのは障壁が高いものになります。そこで、FIWAREにアプリケーション実行基盤をFaaSとして統合し、FIWAREとFaaSをシームレスに管理、アプリケーションを実行できるアーキテクチャを考案しました。

「Meteoroid」は、FIWAREから通知されたイベントなどをトリガーとして、PythonやJavaなどで記述されたビジネスロジックを実行するFaaS基盤を提供します。「Meteoroid」を利用することにより、アプリケーション開発者はサーバーやOSなどを一切意識することなく、IoTデバイスからのデータの変化に応じてイベントドリブンビジネスロジックを開発・実行することができます。


これにより、アプリケーション開発者はビジネスに必要な機能の開発に注力することができます。

今回開発したMeteoroidはオープンソースとしてGitHub 上に公開 しております。また、本研究で開発した技術やデモンストレーションは 2019年12月に開催された Okinawa Open Days 2019 で発表し、資料等を公開しております。ご興味のある方は、そちらもご参照ください。

活動や成果についてはご紹介させていただきますので、是非お問い合わせください。

「Meteoroid」に関する情報はこちら


<本件に関するお問い合わせ先> 坂本、林、安座間



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