沖縄オープンラボラトリでは、中級者向けにハンズオンセミナーを実施します。今回のテーマは、「コンテナ型の仮想化技術」です。 この技術をSDN側のアプローチ、クラウド(OpenStack)側からのアプローチで ハンズオンを行います。 同期間でクラウド/SDN両方の観点から学ぶためには、2日間の受講がオススメです。
最近かなり注目されている技術にコンテナ型の仮想化技術があります。今回のセミナーでコンテナ管理ソフトウェアの”Docker”や、 そのベースになる”LXC”をUbuntu上にインストールします。ハンズオンを交えて、これら新技術の使い方、また、内部的な仕組みの理解を深めていただければと思っています。また、2014年11月に発表された”LXD”[1]に関しての、機能プレビューも行うつもりです。 “LXD”は、通常のハイパーパイザーとは異なり、”LXC”に対して、 現在のハイパーパイザー技術が提供しているような機能を実現するものです。
■開催内容
日 時:平成27年2月6日(金) 13:00-17:00
SDN編/Dockerで箱庭実験ネットワークを作ろう
場 所:国際電子ビジネス専門学校(KBC学園)
〒900-0025 沖縄県那覇市壺川3-5-3
講 師:NTTソフトウエアイノベーションセンタ藤田 智成氏、石井 久治氏、石田 渉氏、 大嶋悠司氏
沖縄オープンラボラトリ小田隼人
参加費:無料(事前登録制)
参加者:22名
※事前準備
1)http://www.itbook.info/・ネットワークエンジニアのためのネットワークの基礎(1)-(3)・TCP/IP(1)-(4)・イーサネット・ルーティング・その他ネットワーク豆知識を読破しておくこと
2)持参するPCの仮想環境上に、Ubuntu Server 14.04.1 LTS ( http://www.ubuntu.com/download/server ) をインストールしておくこと。また、Ubuntu仮想マシンからインターネットに接続できる設定になっていること。
■アジェンダ
・ 予習の状況確認– 質疑応答– 簡単な到達度確認テスト
・ BGPソフトウェアの説明(座学)
・ Dockerとは(座学)
・ Dockerを使ってシンプルなNWを構築
・ Dockerを使ってDCクラスタを構築– BGPを使ったDCネットワーク
・質疑応答
■到達目標
– 基本的なL2/L3のNWの知識の習得
– Dockerの使い方を習得
– Dockerを用いてNWトポロジを構築する方法を習得
– BGPを使ったネットワークの実験
■プログラム映像
■イベントレポート
ちょっと難しい、だんだん理解してきた、もっと上の実習希望!などいろいろな意見がありましたが、それぞれの角度で吸収されていたようです。あっという間の4時間でした。