【SIDG】CHNO♯40「国際海洋環境情報センターの知見を得て海を知り、海の豊かさを考える」
2022/05/25
終了
沖縄県教職員共済会館 八汐荘(那覇市)+オンライン
【ハイブリッド開催】国際海洋環境情報センターの知見を得て海を知り、海の豊かさを考える
-GODAC(国際海洋環境情報センター)の活動
-見えない深海、そこにある危機
-オキナワの海 x CHNO = glide Appを考える
主催: 一般社団法人沖縄オープンラボラトリ
共催: 一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター、Startup Lab Lagoon KOZA、
協賛: 日本電気株式会社
日時: 2022年5月25日(水)19時~21時
会場:沖縄県教職員共済会館「八汐荘」 中会議室+オンライン
http://www.okikyousai.jp/top/yasiosou/access.html
募集人数: 制限なし
参加費用: 無料(事前登録制)
開催内容(connpass) https://civic-hack-night-okinawa.connpass.com/event/248127/
参加者数: 現地8名、オンライン11名
今回のCivic Hack Night Okinawa #40は、国際海洋環境情報センター(GODAC)の比嘉さんをお招きし、海への親しみ、GODACの見える深海と僕らの見える海の違い、今そこにある危機になぞらえる課題について知見を深めると共に、SDGsのテーマにある”海の豊かさを守ろう” x Civic techで何ができるか考えてみる、という事で開催されました。
まず、比嘉さんよりJAMSTEC/GODACの紹介、海洋ごみの現状、深海の世界をのぞく、海の豊かさを守ることとは? という事でお話を頂きました。海洋ごみ問題についてはいろいろなメディアでも取り上げられており何となく分かっているつもりでしたが、今回の話では例えば人類がこれまでに捨てたプラスチックごみの量は63億トンなど、具体的な数字も交えてインパクトのあるお話があり、より切実に感じました。また海の豊かさを守ることとは? という所ではSDGsの14番目の目標(海の豊かさを守ろう)に関連して「夢のある魅力的な海」の実現を目指して、海洋リテラシーの向上と人類の行動変容が必要、という話がありました。最近の調査結果では若者の海離れが起きているとの事で、その理由として日焼けが嫌だ、ベタベタする、怖いなどというキーワードがあり、個人的には非常に残念な状況だなと感じました。そういう状況において、比嘉さんからは海への親しみを感じ、その思い、気持ちを持つことで行動変容、海洋リテラシーの向上につながり、海の豊かさを守ることに繋がるのでは? というお話がありました。
その後、OOLで以前作っていた沖縄ビーチ巡りマップのGlideアプリの紹介があり、そこに掲載されている情報に加えて、他にどういう情報が揃っていれば海に親しみを感じ、海に行きたくなるか、というような観点で議論が行われました。参加者からは、例えば性格診断をして、その性格に応じてお勧めの海を提案してくれるようなアプリがあると海に行くきっかけになるのでは、というような面白い提案がありました。そういうアプリをOOLで実際に作って、次回以降のCHNOでお見せしましょうか?という話もあり、海の豊かさを守る活動に向けた今後の展開が楽しみな回となりました。