【会員限定】OOLサミット2020
2020/10/23
終了
沖縄県教職員共済会館 八汐荘(那覇市)
OOLサミット2020
「Beyond5Gで未来の姿はどうなるのか」
~オープンテクノロジーの力でニューノーマル確立へ~
日 時:2020年10月23日(金)
13:30-17:30
会 場:沖縄県教職員共済会館 八汐荘 中会議室
(オンライン参加も可能)
参加費:1万円/社
対 象:OOL会員
お問合せ先 事務局 098-989-1940
labs-admin@okinawaopenlabs.org
今年のOOLサミットは現地(八汐荘)27名、オンライン24名、総勢51名(聴講者19名を含む)の方が参加し、盛況な中で開催されました。
冒頭、伊藤代表理事からの挨拶、池田事務局長からのラボ近況紹介に引き続いて、医療社団法人医凰会 医療危機管理部長の秋富慎司様より基調講演が行われました。秋富様は災害発生時の救急医療の専門家で、2005年のJR福知山線脱線事故、2008年の岩手宮城内陸地震、2011年の東日本大震災など数多くの災害現場において救助活動、傷病者の治療、避難所支援、復興支援など幅広く活躍されており、それらの経験を通した貴重なお話を伺う事が出来ました。特に災害時に対応すべき事項(輸送支援、通信支援等)を体系的、網羅的にEmergency Support Function(ESF)として18種類のカテゴリーに整理されており、専門分野の医療面だけではなく、あらゆる面から被災者の支援を考え、実践しておられる事に感銘致しました。
その後のパネルディスカッションでは伊藤代表理事がモデレータを務め、パネリストとしてOOLの飯野理事、佐藤理事、谷口監事が登壇され、オンラインで弘中理事も参加し、富士通、CTC、NTTコム、NEC各社におけるWithコロナに向けた新しい取り組みなどが紹介されました。
最後にメイン参加者とゲスト参加者全員によるラウンドテーブルディスカッションが実施され、各参加者から取り組まれている事のご紹介や、基調講演やパネルディスカッションの内容に対するご意見、コメントを頂き、活発な議論が交わされました。基調講演の中で出たESFについては、観光県である沖縄県において災害が発生した場合の対応を整理するのに有用であるとの事で意見が一致しました。今後OOLでも観光2次交通などのオープンデータ整備をしていく中でESFのカテゴリーを意識した対応を行うなど、今回のOOLサミットでの議論内容を今後のOOL活動に役立ててまいります。