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2017/07/03 UDC2017 キックオフシンポジウム

7/3東京で行われたUDC2017全体でのキックオフにて、沖縄ブロックからも決意表明を代表者が行ないました。

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■イベント報告

 沖縄オープンラボラトリは、「アーバンデータチャレンジ」という、一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会、東京大学空間情報科学研究センター「G空間宇宙利用工学」社会連携・寄付研究部門、東京大学生産技術研究所「柴崎・関本研究室」が主催する地理空間情報を中心としたデータの力で地域の課題解決はかる産官学民の全国的活動に沖縄ブロックとしてエントリーさせていただくことになりました。

 昨年、社会への新しいアプローチから、自らのすべきことを考えるという意味もこめて、CivicTechをユースケース研究セミナーとして取り上げました。日本のCivicTechの先駆者である、石川県の Code for Kanazawa 代表である福島健一郎氏らをお招きし、自治体や産業だけでは解決できないことを市民自ら技術を活用して解決するという取り組みについて学びました。 一つはインターネットなどITが身近なものになり皆が容易に生活に生かすことができるようになったという先人の努力の賜物でもあり、自分たちのことは自分たちで解決するということや相互に協力し合うという原点のような考え方を基にするものであると考えます。  沖縄という地域で活動をしている沖縄オープンラボラトリが、あらためて地域と向き合うために、福島氏と継続的に会話をする中で、5年目をむかえる、UDC2017の沖縄ブロックコーディネーターとしてたってみないかというご推薦をいただきました。  そして、CivicTechの実践編として、また社会基盤の観点からICT基盤を実践から考える機会として願ってもない機会としてこれをお受けすることとしました。つまりは、地域参加、社会貢献ということだけではなく、社会システムへの技術のアプローチを探求することにこの活動の意味があると考えています。

 衰退する国内・地域に、これまでの思想であたっていては場当たり的な対処療法にしかなりません。これまで直接的に関わってこなかった様々な課題と手段を持った人々とともに活動を行うことで、新たな社会構造、ビジネスや人材が育ち、地域全体が活性化することを期待したいと思います。また分かりやすい都道府県という単位で別れてはいますが他地域との交流を通して大きな取り組みになることを期待します。

 さて、このUDC2017の活動が7月3日東京大学駒場第Ⅱキャンパスのコンベンションホールで行われたキックオフ・イベントで始まりました。  「もうすぐコンプリート?!〜第4期を加え40都道府県の地域拠点が一挙に集結〜」というタイトルにあるように今年で40都道府県のブロックにまで成長し、沖縄も初めて参加することになったわけです。  当日は3/4くらいのブロックの代表者などが集まり、基調講演や、既に活動をしている各地の取組み状況の共有、懇親会を通じて、これから行うべきことを考え、相互のリアルな状況を知る機会となりました。 また新たに加わった10ブロックの決意表明の場もあり、沖縄ブロックとして、他の地域とはやや異なる特異性を持つ沖縄のこと、今後の活動の予定などをお話ししてきました。

 このような活動は、ついつい孤立してしまったり、部分最適や狭い範囲でものごとを考えてしまうところに陥ってしまう危険性があります。これに対し、全国規模で相互意識をしながら活動を行える「アーバンデータチャレンジ」の取り組みは意義あるものと感じました。まずは活動を始められるようにすることではありますが、この先の展開に自らの期待も膨らみます。

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