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Report ーレポートー

  • Day 2
    エキスパートが直々に伝授する最新技術ハンズオンで幕を開けたOkinawa Open Days 2016。2日めの今日は、この国際会議の目玉の1つである「SDN/クラウド プログラムコンテスト」の最終プレゼンテーションと審査が行われます。また、リラックスした雰囲気でオープンな議論を行うフォーラムと、夜には、軽食をつまみながら技術論議を楽しむBoFも控えています。沖縄県那覇市のお天気はまずまず。2日めからたくさんの人が訪れ、早くも盛り上がりを見せ始めました。

    写真:プログラムコンテスト会場の様子

─ SDNやクラウドの腕前を競い合うプロコン開催! 優勝者には豪華景品も

「SDN/クラウド プログラムコンテスト」は、Okinawa Open Daysの中核をなすイベントの1つです。会場の一角にある広い会議室をこのイベントのために終日貸し切り、学生や若手エンジニアたちが、自らの情熱を注いで取り組んだ、SDNやクラウドを活用するプログラムの出来映えを競い合います。今年のコンテストには沖縄県内外の9チームがエントリーしました。各チームは、専門学校生、大学生、あるいは若手社会人2~3人で構成しており、各チームは20分の発表とデモ、および、10分の準備と質疑応答を行います。

写真:ARによるネットワーク管理デモを行う参加者

50人ほど収容できる会議室の9割方が埋まり、熱気と緊張感に包まれるなか、あらかじめくじ引きで決めた順番に沿って、コンテストの最終プレゼンテーションが始まりました。各チームが設定したテーマには、クラウドを用いたネットワークやサーバの自動構築、仮想ネットワークを使ったトラブルシューティングシミュレータ、IoTデバイスやネットワーク管理へのSDN適用、クラウドやSDNを用いた高信頼性ネットワークやサーバの実現、SDNを活用した情報流出防止などがあり、その着想点は多岐にわたっています。

写真:別室では審査委員による審査が続く

季節の変わり目でメンバが当日に体調を崩すなど、目前に立ちはだかる壁をなんとか乗り越えながら、直前まで最終調整を続けてきた各チーム。この日のプレゼンテーションは、その努力の成果をはっきりと見て取れるものでした。審査に向かう審査委員の口々から「実演されるデモがすごかった」「ミニプロコンと比べてプレゼンの品質が格段に違う」と驚きの声が上がっていたのはその証の1つでしょう。

審査委員による約1時間の審査がおわり、いよいよコンテストの審査結果が発表されます。グランプリを獲得したのは沖縄高専の2名で構成するSecLabチームでした。彼らは「情報流出の軽減を目的とした検疫システム」と題して、ネットワーク自身が端末の通信を評価し、マルウエア感染などで異常な通信を行う端末は信頼度が低いとみなして通信を遮断するという、ユニークな仕組みを考案し開発しました。

写真:会場からの質問に答えるSecLabチーム

グランプリを獲得したSecLabチームは、来年3月にマレーシアのクアラルンプールで開催される、国際交流会(OOL、UniKL共催)に招待され、現地でプレゼンテーションを行います。このグランプリ以外にも、沖縄オープンラボラトリ賞(トップエンジニアとの面談など希望する体験ができる体験券)、特別賞(2万円の図書券)、LPI-JAPAN賞(OpenStack構築運用トレーニングテキスト)、Cisco賞(Cisco Start ギガビット対応VPNルータ)、OOLテストベッド賞(OOLテストベッドの1年利用権)、NEC賞(LAVIE Tab S)が用意され、各賞にふさわしいと評された参加者に送られました。なお、本コンテストの正式な表彰式と講評、そしてグランプリチームのプレゼンテーションは、明日12/7の16時からメインホールで行われます。

─ お楽しみのライトニングトークやBoFも目白押し

写真:OpenFlowスイッチのトラフィック可視化ツール

肩肘を張らずオープンな議論を行うフォーラムでは、「Ansible利活用における課題と展望 - 発表とディスカッション -」「オープンソース・コミュニティの運営を語る」「ラボ参加企業・団体の皆さんによるLT(ライトニングトーク)」の3つのプログラムが催されました。各プログラムでは、30名程度の参加者がプログラムのテーマに沿ってざっくばらんな議論を進めています。なかでも、とりわけ気軽に参加でき楽しめたのが、ラボ参加企業・団体の皆さんによるLT(ライトニングトーク)です。ライトニングトークとは5分程度で行われる短い発表のこと。この日は、こんなもの作ってみました!とOpenFlowスイッチのトラフィックを可視化するツールの紹介、OOLでいろいろな人を巻き込んでよい研究する秘訣などを始めとして、多くの人が登壇し、興味深い話やぶっちゃけ話を披露しました。

写真:ホール講演にはないこの距離感もBoFの魅力

18時からは会場をバンケットホールに移してBoFが始まりました。一言でいえば、あるときは技術的に濃い話を、あるときは表だってはいえないような実名入りの話を、軽食をつまみながらまったり楽しむ時間です。この日は「EVPNでできるネットワーク」「ブロックチェーンの基本と活用に向けた議論」「DevOps モデリングと実証」をテーマに、多岐にわたる発表が行われました。これらのタイトルから分かるように、発表の内容は決して平易なものではありませんが、BoF独特の打ち解けた雰囲気のなか、「空気を読まない」質問も遠慮なく飛び出し、予定時間を若干オーバーするほどの盛り上がりを見せました。

3日めの明日からはメインホールでの基調講演や一般講演が始まり、Okinawa Open Days 2016はいよいよ佳境に差しかかります。

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